英検とTOEICの比較とか

TOEIC2回と英検1回の受験だけでの比較なので、あんまり定量的じゃない感想寄りの比較だが、以下、書いてみる。
もっとも、TOEICと英検では診断しようとしている能力が違う気がするので、比較は無意味かもしれないが、

リスニング
  • TOEICは問題用紙に設問と選択肢が書いてある問が多いので、聴き取り力+先読読解力の試験な感じ。英検は問題用紙に設問が書いていないので(選択肢は書いてある)、先読みしづらく、聴き取り力の比率が高い。
  • TOEICのリスニング問題集を先読みなしで解くようにすると、結構、聴き取り力養成が出来たりするかも。
筆記
  • 英検は、問題数の割に試験時間が長すぎじゃないか?即答が必要なくらいの短時間で解かないと、実践向けの能力が測れないような。もっとも、英検は、面接があるので、即答能力は面接で診断するポリシーなのかも?
  • 英検で、整序問題があるのが面白かった。客観問題で英文作成能力を問う問題作成は困難だと思われるが、整序問題なら英文作成能力に割と近い値が診断できそうな。
  • 穴埋め式の選択問題で、英検よりTOEICの方が、空欄の前後だけを読めば解答できる問題が多いような。
その他
  • 英検は、問題数が少なすぎじゃないか?選択肢ありの客観問題でこの問題数だと、運不運や勘の要素が大きいような。
  • 英検は、問題用紙に設問の説明が日本語で書いてある。これを読むと、頭が日本語モードに戻るので、かったるかった。
  • 英検は、60%とか70%くらいの正解率で合格らしいが、もっと高い正解率を求めても良いのでは?何故なら、60%とか70%だと、合格者のバラつきが大きすきるような気がするから。問題自体の難易度を多少下げてでも、合格の基準となる正解率を上げた方が良いような。