ユナイテッド93 [DVD]
例によって、無理して英語音声+英語字幕で見てるので、情報の伝達に齟齬が発生するかもしれな(ry
なお、事件の状況からすると、機内の情報はそれほど残っていないはずなので、機内の描写がどこまでが真実か不明だが、以下では、その真実性について触れない。
淡々と物語が進む
特筆すべき見せ場もない搭乗風景。細かく場面が切り替わり、乗員、乗客のそれぞれの家族との普通の関わりが挿入される。結果を知っている側からすると、その普通さが却って辛い。
当時の記憶が蘇える
作品の中の映像 | 当時の私の記憶 |
American11が進路を外れ、レーダーからも消えた。そして、煙を出す巨大なビル | 穴が開いたワールド・トレード・センターをテレビで見て、なんでこんな飛行機事故が起こるか不思議だった |
2機目がレーダーから消え、今度は南塔へ | 南塔への衝突をほとんどリアルタイムでテレビで見て、しばらく何も考えられなかった。そして、事故でないと認識できた。世界が変わると思った |
防ごうとする人達
情報が錯綜する中で、航空管制と空軍の関係者が、再発防止のために打てる手を打っていく。しかし、ハイジャクされた機への攻撃は大統領(副大統領でも可?)の明示的な許可が必要で、その攻撃権限取得は遅々として進まない。そして、3機目がペンタゴンヘ。
行動、そして
United93乗客をアメリカを守った英雄のように描くのかと思って見ていたが、違った。
ハイジャクされた後、最初、乗客は、飛行場に引き返すと考えていた。それなら、当局に解決を委ねればいい。だから、何もしないでおとなしくしよう。それが、多くの乗客の考えだった。
しかし、機内電話や携帯電話での外部との連絡で、ハイジャックされた他の便の顛末を知った乗客は、United93も自爆攻撃に使われると推測する。そして、生きて帰って彼らの家族と再開するために、行動を起す。
最後に、結末が文字だけで語られる。
総論
後半、見るのが辛くなったが、最後まで見てよかったと思った。そして、2度は見たくないとも思った。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: DVD
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