中国の英字新聞と英字誌と映画と

本日、中国出張から、無事、帰国した。
たいてい、中国出張した時は、時間を見つけて本屋に行き、GRや簡単めなペーパーバックを買っている。中国の方が安い本があるからだ。しかし、今回は時間がなくて買えなかった。
しかし、帰りに乗った中国系の飛行機にこんなのがあったので、もらってきた。


フラッシュがてかって見づらくてスマン。上が新聞社が出している日刊の英字新聞、下が月刊の英字誌*1だ。
英字新聞のトップ記事は、ペットフードへのメラミン混入による被害状況と対策の進行状況、そして、英字誌は中国国内のイスラム少数民族が特集されていて、どちらも興味深く読んだ。特に英字誌は、日本国内で購読可能なら定期購読したいくらいだ。
それから、帰りの機内で英字字幕で見た中国の映画もおもしろかった。しかし、いいところで飛行機が着陸してしまい、最後まで見れず。そして、タイトルもわからず。どなたか、以下の映画の情報をお持ちの方はおられないだろうか?

  • 国共内戦朝鮮戦争とその後の話。
  • 陸軍の中隊を率いる大尉*2が主人公。
  • 激戦区に配属され、部下が一人、また、一人と死んでいく。
  • 部下の何人かが上位部隊から出された撤退命令を示す笛(ラッパ?字幕はbugle call)らしき音を聞く。しかし、主人公自身はその音が聞こえなかったため、自分の部隊の撤退を認めず、戦闘を継続する。

以下、人によってはネタばれになると思うので、今後、この映画を見るかもしれない人は見ないでね!でも、映画のタイトルがわかれば教えて!













































こんだけ改行しとけば、ネタばれを怒る人、いないよね?

  • 激しい戦闘のため、主人公は視力を相当に失い、部下も失い、ついには、唯一の生存者として友軍に救出される。
  • 救出された時、主人公が敵の制服を着込んでいたので捕虜扱いだったんだけど、そのへん、経緯が良くわからん。
  • 撤退命令が聞こえなかった、あるいは、部下が聞いたと主張する撤退命令を取り合わなかったために、全ての部下を失ったと、自責の念にかられる。
  • 朝鮮戦争への従軍、兄弟との再会、戦死した部下の女房との出会いを経て、部下が戦死ではなく行方不明扱い(字幕はMIA)になっていること、当時の上官が戦傷が原因で亡くなったこと、戦線全体の維持のために、その上官が、あえて、主人公が率いた部隊への撤退命令を出していなかったことを知る。
  • その真相を知ったため頭に来て、上官の墓に殴りかかるが、弟(兄?)に止められて我を取り戻し、墓に向かって供養の言葉を述べる。
  • その後、戦闘があったあたりの炭坑を掘り返し、戦死した部下の死体を探す日々を過ごす。
  • お偉いさんから出頭命令が届く。

…ここで、私が乗っていた飛行機が成田空港に着陸し、上映終了。泣きながら見ていたのに、ここで終了はないだろう!
近くにいたフライトアテンダントに映画のタイトルを聞いてみたけど、私のつたない中国語ではどうにもならなかった。日本語が上手なフライトアテンダントもいたけど、その時、彼女は機内の反対側に居て、機体から次々と乗客が降りていく状況の中ではそこまで尋ねに行けなかったし。つーか、むしろ、近くのフライトアテンダントに英語で聞けば良かったと、降りてから思った。*3
そういうわけで、情報を求む。

*1:雑誌にURLが書いてあったが、わけわからん表示になるので、URLは書かない

*2:字幕がCompanyのCaptainとなっていたので、中隊の大尉と書いたが、率いていた部隊が40人規模なので、部下の人数的には小隊で少尉か中尉っぽいような。翻訳の問題や、当時の中国軍の編成のせいかもしらんけど

*3:乏しい経験によると、中国系の航空会社の平均的なフライトアテンダントの語学能力は、日本向けの航空路線であっても、中国語>>英語>>>>日本語。もっとも、最近、妙に日本語がうまいフライトアテンダントが増えてきてる気がするから、将来的には変わるかもしれんけど。日本人客獲得に向けてがんばってるのかな