InstantRailsで始めるrails開発 その2

前回
まずは、前回同様の方法でInstantRailsを起動しておく。

新しいアプリを作る

  1. InstantRailsのメニューを出して*1、以下のように選択する。
  2. Rails Applications」というウィンドウが開く。[Create New Rails App...]を押下。
  3. DOS窓が開く。このDOS窓の中では、$InstantRailsHome 配下のrubyrailsにパスが通っている。DOS窓が開いた直後のディレクトリは $InstantRailsHome\rails_apps なのだが、これから作るWebアプリは、このディレクトリの下に作ることになる。
  4. hoge というアプリを作るとすると、DOS窓の中で「rails hoge」[ENTER]と入力する。*2
  5. $InstantRailsHome\rails_apps\hoge 以下にwebアプリのスケルトンが作成される。以降、このフォルダを $rails_root と呼ぶ。
  6. DOS窓と「Rails Applications」ウィンドウを閉じる。

Databaseを作る

  1. InstantRailsのメニューを出して、以下のように選択する。
  2. ブラウザにこんな表示がされる。
  3. 以下の3つのdatabaseを作成する。作成方法は、「新規データベースを作成する」と書いてあるすぐ下の入力欄に、database名を入力して[作成]押下。

作ったアプリを実行する

  1. InstantRailsのメニューを出して、以下のように選択する。
  2. hoge にチェックを入れて、[start with mongrel]押下。
  3. 開いたDOS窓で、使用ポートを確認する。もし、3000なら、http://localhost:3000/ にアクセスする。問題なければ、こんな画面が表示される。

まとめ

このWebアプリは、まだ何もできない空っぽの状態だ。この後、初期画面の「Getting started」の下にある順に作業していくことになる。*3
でも、rubyrailsも入っていないPCで、この空っぽのアプリを実行できるようにするまでが、こんなに簡単にできるなんて夢のようだよ!
あとは、煮るなり焼くなり、御自由に。私は、たいてい、以下の書籍を手元に置いて作業している。

RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発

RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発

Ruby on Rails入門優しいRailsの育て方

Ruby on Rails入門優しいRailsの育て方

*1:メニューの出し方は、前回を参照

*2:私は、railsで作るアプリ名として、英小文字から始まり、英小文字、数字、アンダースコア、ハイフンの組み合わせにすることにしている。他の文字も使えるのもかもしれないが、railsで使う識別子的な名前は、規約があったりなかったりすることがあって規約に従っていないと面倒。なので、規約の存在がわからん時は、なるべくサンプル同様にしといた方が無難なのだが、アプリ名についての規約がよくわからんので

*3:Getting startedの最初の「Create your databases and edit」は既に完了している