ワイヤレスヘッドセットをヘッドセットにするのを断念

昨日、書いた、Bluetoothなワイヤレスヘッドセットのマイクがうまく作動していなかった件だが、ヘッドセットとして使う方法はわかったものの、結局、ワイヤレスヘッドホンとして使うことにした。
Bluetooth関連の設定を一通り見直しみると、PCとヘッドセットとの間のBluetoothの接続の設定が、A2DPになっていたことがわかった。Bluetoothには各種データをやりとりする複数の規格(プロファイル)があり、音声通信に限っても、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)やら、HFP(Hands Free Profile)やら、HSP(HeadSet Profile)やらがある。そして、ヘッドセットとして使うには、HFPかHSPを使う必要がある。にもかかわらず、ウチの接続の設定がA2DPになっていたわけだ。
というわけで、A2DPをHFPに切り替えてみた。すると、マイクは使えるようになったが、聞こえてくる音が激しく劣化し、携帯程度の音質になってしまった。Skype音声テストサービスも使ってみたが、マイクの音質も携帯程度な感じ。HSPにもしてみたが、こちらも、同程度に悪い音質だ。
更に調べてみると、HFPやHSPは、元々、携帯電話での使用を主目的にしたプロファイルらしい。そういう目的を考えると、妥当な音質なのかもしれない。
しかし、私としては、PCでの音楽再生時やSkypeでの音声チャット時、HFPやHSPの音質では耐えられないので、結局、プロファイルをA2DPに戻し、Bluetoothヘッドセットをワイヤレスヘッドホンとして使うことにした。

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