響音3を挿すUSBポートを変更する方法(CDなしで)

WindowsXPのPCでステレオミックス機能を持つ外付けデバイスとして響音3がある。この機能を使うとPCから再生した音を同じPCで録音できる。

響音3 SD-U1SOUND-M3 USBサウンドアダプタ

響音3 SD-U1SOUND-M3 USBサウンドアダプタ

世の中には、ステレオミックス機能を持つ音源カードを最初から内蔵しているPCもあるが、そうでない場合にそういう機能を使うには、響音3を使うのが便利だ。
この響音3の最初のインストールはここが非常に詳しい。
で、いったんインストールした後、響音3を挿すUSBポートを変更すると、普通の再生や録音はできるんだけどステレオミックス機能が使えなくなる場合があり、再びこの機能を使えるようにするためには、響音3の付属CDからデバイスドライバをインストールし直す方法と、CDを使わない方法がある。ここではCDを使わない方法を説明する*1

  1. [マイコンピューター]を右クリックする。
  2. ポップアップメニューが表示されるので[プロパティ]を選択する。
  3. [システムのプロパティ]というダイアログが表示されるので、[ハードウェア]タブの[デバイスマネージャー]をクリックする。
  4. バイスの一覧が表示されるので、響音3に該当するデバイスを探す。デバイス名としては「USB オーディオデバイス」だったり、「C Media USB Headset」だったりする。オーディアデバイスが多い場合は、[表示]メニューを[デバイス(接続別)]にした方が探しやすいかも。
  5. 響音3に該当するデバイスを見つけたら、右クリックして、ポップアップメニューを表示させて、[プロパティ]を選択する。
  6. [ドライバ]タブにある[ドライバの更新]をクリックする。
  7. ハードウェア更新ウィザードが表示されるので、順に以下のように選択する。

    • ※上記の互換性を問うダイアログは環境によっては表示されないかも。表示されたら、[続行]をクリックする。
  8. タスクトレイに以下のアイコンが表示されれば成功。ステレオミックス機能を使えるようになる。

おまけ

USBポートの変更有無に関係ない話だが、響音3でPCで再生中の音を同じPCで録音するには、以下のようにする。

  1. タスクトレイにある響音3のデバイスドライバーのアイコンをクリックして下記のように設定する。
  2. 再生と録音のデバイスをともに響音3にする。

*1:USBハブの構成を変えて挿すポートを変更後、響音3の付属CDを探したら見つからなくて、試行錯誤しただけの話だが