カランの遊び方

カランメソッドは、先生がテキストに沿って質問し、それに答えることで進む。ほとんどの質問はテキストに忠実な答えを求められる。英語として正しく、カラン流な短縮形使用でフルセンテンスな答えでも、テキストの答えと違っていると、言い直しをさせられるので、正直、時々、ムカつくことがある。
ところで、正答が一つではない質問もある。そういう質問は、ストレス発散のために、なるべく変な答えをするようにしている。以下は、変な答えの実例だ。

質問 答え 先生の反応
「あなたは、イギリス銀行よりたくさんお金も持っているか?」 「はい、私はイギリス銀行よりたくさんお金を持っている」 Claireが笑ってくれた
「あなたの家族の中で一番軽いのは誰?」 「両親の犬が、私の家族の中で一番軽い」 Carmenが「犬も家族の一員かい?」と笑ってくれた
「Uncleという言葉の意味は?」 Uncleの意味を英英辞書っぽい英語で答えた(カランメソッドでの『~という言葉の意味は?』という質問は、母国語を交えた答えを求めている。例えば、この質問に対して求められている本来の正答は「Uncleという言葉の意味は『おじさん』です」。『おじさん』を日本語で言い、それ以外を英語で言う) Anneが非常に困った顔をした後、「Uncleという言葉の日本語での意味は?」と言い直した
「あなたの家族の中で一番小食なのは誰?」 「両親の犬が、私の家族の中で一番小食」 その日は無表情モードだったJaniceが笑ってくれた
「あなたのポケットの中はお金でいっぱいですか?」 「はい、私のポケットの中はお金でいっぱいです」。。。新出時と復習で同じ返答をした Carmenが冷静に「コイン、紙幣?」と返した。Janiceが「ちょうだい!」と返した

また、変な答えをする時、その答えが文法的に間違っていたり、カラン流じゃなかったり、詰りながら言うとかっこ悪い。そこで、予習中、変な答えをできそうな質問を見つけると、正しい(?)変な答えを一生懸命に考え、何度も練習している。私がカランの予習時に一番気合いを入れているのは、この点かも。